過払い金とは
過払い金とは・・・払いすぎた利息で借入元金・利息の全てを充当後、それ以後に支払った弁済分を「過払い金」と言い、これを消費者金融会社に返還を求めることを「過払い金返還請求」と言います。
【任意整理】で記載した様に、高利の利息を<利息制限法>の利率にて取引当初より再計算した結果、 借入元金以上に利息を支払っている場合があります。取引の期間がおおよそ7年程度あると過払い金が発生している可能性が高いと言えます。
※支払った利息分全てを返還できると勘違いしている方もおられます。あくまで、法定利率を超える利息について <残元金>に充当し、その後、充当する<残元金・未払利息>が無くなった以後の返済について発生するのです。
よって、「過払い金がある、発生している」場合には、残債務は0円であり、併存することはありません。
※超過利息を【パンの耳】に例えるなら、『パンの耳だけをちぎって、過払い金の返還をすることはできない』ということになります。
具体的計算例
●(1)元金100万円(2)返済期間60ケ月の場合ケースで金利は(a)(b)のとおり
(a)<法定利息の場合>金利が15%の場合:毎月の返済額=23,789円、利息総額=427,395円
(b)<グレーゾーン >金利が25%の場合:毎月の返済額=29,351円、利息総額=761,079円
(c)<過払い金の計算(a)-(b)>333,684円(761,079円-427,395円)
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